では、虫歯を防ぐために自分で日頃からできる具体的なこととはどのようなものがあるのか見ていきます。
前述の通り、歯磨きをしたままの状態、つまり口の中に食べ物による糖が残っていない状態であれば口の中のpHは中性のままです。
虫歯ができるのは口の中の環境が酸性へと傾いた時ですから、もし、一切ものを食べず、糖の含まれた飲み物も口にしないと言うことができれば確実に虫歯を防ぐことができますが、それでは生きてゆけませんので、現実的な話ではありません。
逆に言えば私たちが生きていく以上、虫歯との戦いは必須だと言うことになってしまうわけです。
ものを食べないまま生きてゆくことはできませんので、毎食後、すぐに歯を磨くことが一番確実な効果的な虫歯予防法といえるでしょう。
口の中の状態は、食事によって酸性へとかたむき、時間と共に中性へ戻ってゆくわけですが、例えば間食の回数が多いと口の中は長時間酸性のままと言うことになってしまいます。
ですから、口に食べ物を入れたらその都度歯を磨くか、それができないようであれば間食はできるだけ食事のすぐ後にするようにし、口の中が中性に保たれる時間をできるだけ長く保つように工夫することも虫歯予防には大切だといえるでしょう。
毎食後の歯磨きができない、という場合は、キシリトールガムを食後に噛むという方法もあります。
キシリトールガムを噛むと、口の中の細菌が出す酸を抑える働きを持っているので、口の中の酸化を抑え、虫歯になりにくい環境を保ってくれるのです。
また最も重要なのは歯の生え始めの時期のケアです。
まだ成熟しきっていない子供の歯は弱く、酸にも溶けやすいのが特徴です。
歯の生え始めから2年ほどの口内ケアが、一生のうちで一番重要だと言われるほどですから、2~5歳の幼児を持つ保護者であれば、特に気をつけで挙げる必要があるでしょう。
またフッ素を虫歯予防に活用する方法もあります。
昔は小学校で一斉にフッ素塗布などを行ったりもしましたが、最近ではフッ素入りの歯磨き粉なども市販されていますので、これらを利用することで虫歯になりにくい環境を作ることができるでしょう。
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虫歯を防ぐにはまず歯磨きですが、実はこれは、歯磨き粉を歯ブラシにつけて歯をこすればよい、というものではありません。大切なのはプラークコントロール、つまり口の中の細菌をいかに増やさないようにするのか、と・・・・